• おしりの病気 - あひる ７ヶ月 男の子 12/12-15:25 No.1613
  • Re: おしりの病気 - めーめー 9ヶ月4日の日本男児 12/12-22:37 No.1642
    • Re^2: おしりの病気 - あひる ７ヶ月 男の子 12/13-13:40 No.1670

うちの７ヶ月になる息子のお尻にデキものができてしまいました。正確には肛門のすぐ左側なのですが、１・くらい赤くはれて化膿しています。小児科で診てもらったら、肛門周囲膿瘍という病気らしく細菌が入って化膿したもので、よくある病気ということです。２～３日に１回小児科に行って切開して膿みをだしてもらっています。まだ１週間くらいですが、なかなか症状がよくなりません。抗生剤も日に３回飲んでいます。なかなか治りにくいらしく、症状が長引きそうならその部分を切らないといけないらしいです。
あまり薬も飲ませたくないし、早く治ってほしいのだけど。
かかりつけの小児科に行っていますが、ほかの病院でも診てもらったほうがいいのかなと思っています。
周囲に聞いてもこの病気のことを知っている人はいないし、このまま治らなかったらと不安な気持ちです。
幸い息子は痛がる様子も見せずに元気に遊んでいます。
この病気のことで知っている方がいたら教えていただけますか？

はいはい、我が家の日本男児も5ヶ月の終わりに
かかりしばらく通院していました。
いやー、お恥ずかしながら医師免許なるものを持
っていてもこの病気詳しくしりませんでした～。
さらに息子の主治医の小児科医まで病名を間違え
る始末^^;

実はこれって小児外科が専門なんですよ。

本題：(病院の先生からいろいろ説明は受けられているとは
思いますが)
肛門周囲膿瘍とは直腸と肛門の境の肛門窩から肛門腺に侵入
した細菌が感染をおこし、膿が貯まることで肛門すぐ脇に向
かって3時か9時の位置にしこりができたり、膿が肛門周囲皮
膚に出る急性炎症です。さらに一歩進み膿が出た後も膿瘍が
治らず、継続的または断続的に膿が出る状態が乳児痔瘻です。
原因は解明されていませんが母体からの免疫力が落ちる3～6
ヶ月頃、患者の9割が男子、母乳っ児に多い傾向があります。
また下痢の症状を伴うことも多々あるようです。

残念ながら治癒後も1歳までは再発を繰り返すことが多く、
長期間の薬投与(抗生物質)と局所処置治療(患部の排便後の
洗浄、抗生物質軟膏の塗布等)が必要となることも少なくな
いようです。ただ1歳を過ぎるとほとんどの患者が自然治癒
し再発は見られません。

手術は長期化した場合に直腸・肛門接合部と皮膚の間にでき
た膿の通り道（瘻管）を切除します。手術時間は5分程度の
簡単なものですが、なにぶん理性で行動をコントロールする
ことができない赤ちゃんですから、局所麻酔ですと非常に危険。ということで全身麻酔になるので手術入院になります。
日数は病院によると思いますが3～5日が一般的でしょうね。

息子は1週間ほど抗生物質を服用、抗生物質軟膏の塗布も平行
して行いました。その後軟膏の塗布だけになりましたが自然
に膿が出てしこりも徐々に縮小し消えました。現在のところ
再発してません。通院期間は2ヶ月かかりました。

一度小児外科にかかられてみてはいかがでしょうか？

めーめーさんありがとうございます。とても参考になりました。
今日の夜中から下痢が始まり、十回近くオムツ替えをして親子共々ぐったりしています。この月齢なのでなかなかおとなしくしてくれなくて軟膏塗るのも一苦労です。
めーめーさんのところも治癒するまで２ヶ月程かかったのですね。
先は長いですが、かわいい息子のためです頑張らないといけないですね。手術しなくて治ってくれるのを祈るばかりなのですが。
小児科の先生の説明はめーめーさんみたいに詳しくはしてくれなくて（聞かない方が悪いのかもしれませんが。。）、なんだか先行き不安になっていたのです。小児外科にも行ってみます。いろいろ教えていただいて感謝、感謝です。ありがとうございました。