- 報告 - ぷん太ママ4ヶ月♂ 08/26-21:50 No.2525
No.2525 08月26日(Fri) 21:50 投稿者名:ぷん太ママ4ヶ月♂
報告
↑ぎょうぎょうしいタイトルになってしまいましたが聞いてください。
以前、息子ぷん太が先天性股関節脱臼の疑いがあると4ヶ月検診で指摘され整形外科にて臼骸形成不全(骨盤の付け根が足の骨をはめるような形にしっかり出来上がっていない)と診断され、それを矯正する補強器具(リーメンビューゲルと言います)を24時間着用することになったことを書き込みました。
しかし病院(一般整形外科)では診察、対応と不安(不満?)な点が多々あり、専門のドクターのいる大きい病院へ先日行ってきました。
すると股関節脱臼の症状は見られないとのこと…
当然リーメンもつける必要なし、と太鼓判を押されました。
リーメンをつけるとなってから何度も泣きました。
ショックで泣け、装着後何日経ってもリーメンに慣れず朝夜問わず号泣する息子が可哀想で泣け、体力的にもヘトヘトでした。
嬉しい誤診と言うべきでしょうか?
もうあの辛い思いをしないで済むのはとても嬉しいです。
しかしもし、セカンドオピニオンを受診せずそのまま医師に従っていたらと思うと怖くもあり複雑です。
ものを言わぬ赤ちゃんの病気や体調。
今更ながら難しさと慎重さを感じずにはいられない出来事でした。
ほんと、いろんな意味で「高い授業料」でしたヽ(。><)ノ
その時に色々と慰めてくださり教えてくださったみなさん、ありがとうございました。
これを期に色々な小児病や疾患に対して考えを深めます。
No.2529 08月27日(Sat) 00:06 投稿者名:かりん7ヶ月♀
Re: 報告
こんばんは。ぷん太ママさん。
わお!って感じですね。専門医がおっしゃるのであればそうなのでしょうが、一般の整形は何を根拠に先天性股関節脱臼と診断されたのでしょうか。なにか説明されました?
ある意味180度違う診断なので私だったらもう1つ病院を受診したいぐらいですよ。専門医にもきっとことのいきさつは話されていると思いますからそれを踏まえてもきっと脱臼ではないと診断されたのでしょうからいいのかもしれませんが。
でもそれがそうならとんでもない「やぶ」というか、小児疾患についてよくしらない医師だったのでしょうか。。
でも私も勉強になりましたわ。うむ。。
No.2543 08月27日(Sat) 15:49 投稿者名:ヒカル 2歳8ヶ月♂、4ヶ月♀
よかったですね
たしかにお医者さんの立つ立場から言われ方とか説明のしかたにも
個人差があるので、気持ちよくわかるな・・と思いながら
スレを読ませていただいてました。
私は一人目帝王切開で二人目自然分娩で生みたいなぁ・・
と思って最初に行った大きな総合病院では
「は?先回回旋異常?単に骨盤が小さいだけでしょ。
次も帝王切開しかネいよ、もちろん!じゃ37週目帝王切開の予定ね」と言わればっさりと切られました。
確かにそうかもしれないけど、言い方ありますよね。。(涙)
「たとえ帝王切開になっても、この先生だけには切られないぞ(`-´)」みたいに思えてしまいました(笑)。
結局ここで教えていただいたリストから病院に電話かけまくり
フィーリングのあったところに行ってまず話をきいて
そこですんなりと自然分娩で出産することができました。
たとえ医者でもその人の経験や教育のバックグランドで治療の仕方や取り組み方が違うので、良く話して自分自身が納得することはもちろん、少しでも疑問があればとことん話すことも必要で、途中で納得いかないところはあきらめなくて良かったな。。と感じました。もちろんこの場合、様々なリスクもあるので、必要に応じて帝王切開でも良いとは思っていましたが。
でも、とりあえず落ち着いて本当に良かったですね。
No.2544 08月27日(Sat) 16:15 投稿者名:メグ 4歳&0ヶ月♀
本当に良かったですね
何はともあれ、ぶん太君、股関節脱臼じゃなくて良かったですね。
しかし、病院もなんなんでしょうね。一言文句言いたくなるかも・・・
ママの精神的、体力的ダメージは大きかったでしょうに、本当にお疲れ様です。
家の娘の場合は、2件の病院で、単なる風邪と診断されましたが、どうしても納得いかず、車で1時間掛かりますが、実家近くの、信頼できる大きな病院に行ったところ、肺炎で、即入院でした。同じ日に3件行きましたよ。前の2件では「お母さん、心配し過ぎですよ。お子さんこんなに元気じゃないですか」と言われました。でも、普段より格段に元気がなかったんです。3件目でも「確かに、こんなに元気なのに、こんなに酷いのは不思議だ」とは言われましたが・・・
セカンドオピニオンは本当に重要ですね。子供の事が1番分かるのは、私達親ですものね。病院に?を感じたら、やはり行動あるのみですね。
ご報告ありがとうございました。とにかく本当に良かったですね。そして勉強になりました。
No.2547 08月27日(Sat) 22:26 投稿者名:ぷん太ママ4ヶ月♂
Re: 報告
こんにちは。
メグさんのレスにもありましたが専門家たるドクターがたとえ風邪、と診断しても「なぜかどうしても納得がいかない」-この勘的なものって重要ですよね。
もっとも医学的根拠がないだけにそこで迷いますが…
ぷん太の場合、
4ヶ月検診でレントゲンを撮るように言われその小児科が紹介状を書いた整形外科へ行きました。
そして先天性股関節脱臼と言われましたが股関節脱臼と言っても色々な症状があるはず。
レントゲンを見ながら左右どう角度差があるかは分度器や線引きで説明されましたが骨がどういうことになってるのかは言及なしだったのでしっくり現状が飲み込めませんでした。
加えてぞんさいでした。
赤ちゃんがレントゲンを撮るのがいいものか心配で聞いたり、医学的な病名を質問したり、色々気になる点を質問しましたがうとまれましたね。
そこで主人と話し合い「小児科から紹介されたとはいえ所詮一般整形外科。赤ちゃんという点は十分に考慮されない(→例えば激しく泣く日々が続き電話したら「装具のせいではありません」とピシャリ。)それにベビー特有の疾患を整形だからと言ってもれなくしっかり治療できるのか?」という結論に至りました。
そんな診察の不安と対応の不満が理由でやはり同病の専門知識と治療経験の豊富な小児整形へ遠くても行こう、と判断しました。
股関節脱臼は経験豊富な医師でないと触診での発覚が難しい病気。早期発見が完治や治療に大きく物を言うのですが保健所の検診等で見落としてしまうケースも多々あるそうです。
故、最近は検診時に入念に調べるそう。ぷん太の場合それが裏目に出たのでしょう。
軟骨はレントゲンで解りにくく赤ちゃんが動くとなんとでもずれているように見えるので完全脱臼以外は有効な判断材料にはならないそうです。
専門医でのこういった詳細な説明に納得がいったので今のところ第3の病院は考えていませんがしかし足の動きは注意して見ていこうと思ってます。(やっぱりちょっと心配なので)
今回の出来事は母親歴4ヶ月にして強烈な先制パンチでした。
「第一神経質すぎ」(義母)や「この調子で兄弟を産む度号泣してなさい」(実母)と周囲のコメントも様々。
気にしずぎも考えもの、見落としも怖い。
これって子育てする限り延々めぐる気持ちなんでしょうね。
No.2548 08月27日(Sat) 22:33 投稿者名:ぷん太ママ4ヶ月♂
追伸
初めにかかった整形外科では「○○小児科さん、よくみつけたね」なんて言われました…(汗)
No.2552 08月28日(Sun) 01:32 投稿者名:エドガー 12歳&9歳♂ 5歳♀
Re: 報告
こんばんは。
良かったですね。
私の周囲でも小児外科系の病気での誤診の話はよく聞きます。
不審に思ったときはセカンドやサードオピニオンを求めるのは当然ですね。医師が受けてきた教育内容や、研修先・経験・その後の新しい勉強の有無・判断の違い・治療方針の違いなどなどで判断の違いや誤診は十分にありえるので。
横ですが、ヒカルさんのようにVBACを希望される方へ。
帝王切開後の自然分娩とは、帝王切開後の普通分娩(経膣分娩)事で、いわゆるVBACといいますが、これは、日本では正式なガイドラインがなく10年目までは帝王切開後の出産はほぼ帝王切開が行われていました。その理由は100例に約1例の割合で子宮破裂が起こり、母子の生命や予後に重大な問題が生じるためです。アメリカでは日本に先んじること10年でVBACが普及しましたが、今では又破裂の危険性の問題やその他の原因で数が減少に転じているそうです。しかも実施する病院は破裂時に17分以内で手術に切り替えて母子の救命が可能な病院に限られています。条件としては、母体の適応(前回の帝王切開の理由・今回の母子の状態・頭位の単胎・レントゲンでCPDでないこと・・・)を満たしていることが前提で、施設側の条件としては、麻酔医と新生児科の医師が24時常駐・経膣分娩と緊急手術の準備のダブルセットアップ(即座に手術に切り替えられるようにスタッフが手術の準備と手洗いを終了してスタンバっている)・いつでも輸血が可能・NICUがあるなどとなっています。
最近では上記の条件を満たさない個人病院でもVBACを扱う病院が増えていますが、そのような条件下でのVBACでは個人病院で輸血を持っていることはなく起こってから赤十字に依頼しても間に合わない・破裂後17分での手術は不可能・医師1~2人体制では救命がほぼ困難・万が一母親が助かっても子どもの処置は後回しかまたは不可能・搬送が遅い(間に合わない)などが考えられて非常に危険です。又訴訟を起こしてもガイドラインがない日本では患者側の主張は通らないことが大半だと思われます。
帝王切開後に経膣分娩を希望される方は大勢いらっしゃると思いますが、ガイドラインがない日本での個人病院でのVBACは逆子の経膣分娩と似て非常に危険な行為であることだけは頭に入れておいて方が良いと思います。もし、不信や不安に思う人は、「雲といっしょに」や「あかいふうせん」のHPをご覧になってくださいね。
最近では子育ての世界でも超自然主義が流行っているようで、それぞれ理由があって自然を好むのは否定できませんが、既存の西洋医学や現代医学を完全否定する人が以前より見受けられるようになってきたように感じます。既存の医学にも間違っていることや、不十分さは重々あることは確かですが、特に超自然主義の出産(病院以外での全く医療の手を借りない出産)は人によっては大きな危険との背中合わせであり、母親の自己満足にはなりえても、子どもにとってそれが本当に良いことなのかは常に疑問を抱いていなければいけないということ、くれぐれも医学との共存を図りながら、そちらだけにそまってしまわないように冷静な目で情報を判断するようにした方が良いということを念頭にした方が良いと思います。
子育て中の方の中には、医療不信から医師とのコミュニケーションを取ることなく、処方された薬を破棄したり、子どもが重症なのに医師に診せずに自宅で頑張ってしまって子どもに苦痛を味あわせてしまったりする場合もあるようですので、自然主義も医学とのバランスを取りながらほどほどにしたほうが良いんじゃないかと個人的思います。
論点がずれてしまいましたが、ぶん太ママさん、誤診が早めに発見できて本当に良かったです。私の知り合いで、近隣の小児科で異常と判断されて小児外科で経過観察を受けているが不信があるという人にセカンドを勧めたらやはり誤診だったという人や、生まれた子どもが24時間泣いているので近隣の小児科に何軒も見せたが何も発見されず、1歳過ぎてから健診か何かで専門医の受診を勧められ、しかるべき大学の小児外科を受診したら、生後すぐから外科疾患があって泣き続けていたことがわかり、手術を受けた人がいます。子どもの疾患のなかには専門医でなければ分からないものが多数あるようです。不審に思ったら医療離れではなくよりよい医療を探してでも受ける事が非常に大事なのではないかと私自身や周囲の人の経験からも思います・・・。
不要な処置で受けた親子共々の身体的・精神的苦痛・・・慰謝料請求したいくらいですね。