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No.3174 子供は死をどう受け止めているのか

母乳育児支援ハーブ専門店ハーブガーデンショップ
No.3174 09月23日(Fri) 02:57 投稿者名:もにもに 3歳8ヶ月 ♀ 
■ 子供は死をどう受け止めているのか

こんばんは、もにもにと申します。
久しぶりのスレ立てにどきどきしています・・・(笑)

またそれで重いタイトルで申し訳ないなと思ったのですが・・・
久しぶりに育児で悩んでいるので(笑)いいアドバイスがいただけたら、と思います・・・

今月19日に、私の実母が亡くなりました。
享年70歳、病死ではありましたが、天寿をまっとうした、という印象です。
亡くなったばかりの枕元で甥っ子が無邪気に
「ばあば、ねんね」
と笑っていました。娘も笑っていました。
通夜当日の朝、母の足をさすりながら、娘を呼んで
「なでなでしてあげて」
と言うと、私と一緒にそっと触れて、
「つめたーい」
と言っていました。

火葬場で、棺が炉の中に入っていくのを一緒に見ていました。1時間半くらいで呼ばれ、再び炉の前に行くと、骨になった母が横たわっていました。
「火で焼かれた」のだ、ということを娘に言ったかどうかは覚えていません。でも娘は死後の母が辿った道をつぶさに見ていたわけです。

昨日告別式が終わり、今日久しぶりに幼稚園に行かせました。
たまたま夕方園に行く用事が出来たので、先生に様子をきくと、やはり一日中言っていたそうです。
「よほど印象が強かったのでしょう」
と言われました。確かにその通りだと思いました。

「火で焼かれて、どこへ行ったの」
「死んだ人がたくさんいるところへ行ったのよ。とってもいいところなんだよ」

「さわってもさわっても冷たいの」(←これは私が泣きながら言った言葉をそのまま言っているよう)
「あったかいところへ行ったから、もう大丈夫だよ。もう冷たくないよ」

「ママのばあばのおかあさんが死んじゃったからさみしいの?」
「うんそうだよ。○ちゃんもママがいなくなったらさみしいでしょう、それとおんなじだよ」

私たちが今交わしている会話はこんなかんじです。
ただ、しきりに「焼かれた」と言っていることと、「どこへ行ったの」と訊いてくることが気がかりで、でも上記以外にどう説明したらいいものか分かりません。骨を見せるべきではなかったのかも、と主人が言っていましたが、私としては最後のお別れをしてほしかったし、(火葬場で)子どもを見てくれる人がいなかったのでどちらにしても連れていかざるを得なかったわけで・・・「そうだよなー」と結局主人も言ってましたが・・・
3歳児にも、状況はよく分かっているようで、でもいまひとつ飲み込めていない・・・そんな感じです。

アドバイスを・・・と言いましたが、なんとも答えにくい疑問ですね^^;ちょっと暗くなりそうな重い話題なので本当に書き込みを迷いましたが・・・
答えになってなくてもかまいません、読んでいただくだけでも幸いです。書いて少しすっきりしました。


No.3175 09月23日(Fri) 07:29 投稿者名:まさはは 2歳 男 
■ Re: 子供は死をどう受け止めているのか

うちは、昨年私の父が亡くなりました。
当時息子は2歳になりたてだったので、ちょっととらえ方が変わるかもしれませんが、そのときの話を書きますね。
わたしは、人が子どもに最後に教えることは、死についてで、周りの人が人の死を非常に悲しむのだということ、その人の歩んだ人生について考え、人の命がいかに重いものであるのかをそこから学ぶのだというエッセイを読んで、深く感銘を受けまして、息子にも2才ながらでも受け取れる物があるのではないかと思い、葬儀にはすべて参加させ、骨も拾わせました。
息子は最後まで父を見たがり、棺を何度も開けさせて、
「じいじい、ねんね。」
と言い続けていました。
骨になってからも、
「じいじは、ねんねしてるねん」
といって骨壷の入った箱を触っています(まだ納骨してないので、実家にあります)。
実家に行けば、仏壇には手を合わせますが、話しかけるのはその箱です。
彼は彼なりに、骨になった父について何かを理解したのだと思います。
私が彼に「死んだらどうなるのか?焼くのはどういうことか?」と聞かれたら、父は浄土真宗ですので、その宗教の考え方を話すつもりです。
そして命がいかに重いものであるかを伝えればと思います。


No.3212 09月25日(Sun) 06:09 投稿者名:もにもに 3歳8ヶ月 ♀ 
■ まさははさんへ

まさははさん、レスありがとうございました。

> その人の歩んだ人生について考え、人の命がいかに重いものであるのかをそこから学ぶのだというエッセイを読んで、

いいエッセイですね。
母の人生とはなんだったのか、ものすごく考えましたね、確かに・・・

彼は彼なりに、骨になった父について何かを理解したのだと思います。

うちに骨があればもう少し違うのかしら・・・昨日も言ってました、「病院にいるの?」って。火葬場で、棺に入っていたはずなのに、出てきたら(骨になっていて)いないので、どこへ行ったんだろう・・・ということみたいです。
でも、2歳になる甥っ子がいるのですが、やはりそれなりに分かっているようですね。「ばあば、あちち」とよく言っています。どちらかというと、普段からデリケートな甥っ子のほうが影響を受けている感じがします。まあ、うちの子は大丈夫だろうな・・・(笑)

こういうとき、自身の宗教観が問われるのですね。
私も私なりに、答えていきたいと思います。
ありがとうございました。


No.3177 09月23日(Fri) 10:05 投稿者名:かりん8ヶ月♀ 
■ Re: 子供は死をどう受け止めているのか

このテーマにどのように応えたらいいのか私も考えました。
私自身がもにもにさんのようにそのテーマにぶつかるのは娘が8ヶ月ということを考えるとまだまだかなとも思いますが、それでもとても大事なことですよね。
私は二人目をほしいと思っています。2学年ちがいでほしいなって思っているので、娘が1才半ぐらいのときに出産することになると思います。(予定ですけれどね^^;)そのとき、陣痛から出産後の2時間のカンガルーケアの時までできるだけ見ていてほしいと考えています。もちろん疲れたりあきたりするだろうし、本当にその意味を理解するかもわかりませんが。それでも主人や私がところどころで声をかけながら命が産まれてくるってことがどいうことかを目で肌で感じてほしいと思うからです。出産にはみなさん子供も立ち会ってほしいと考えることが多いのではないですか。それは言葉でつたえるより、産まれてくる過程を体験することが何よりだと考えるからではないでしょうか。私自身はそうです。私自身が出産を通して命が生まれてくるってことを肌で身で感じることが出来たからです。出産を経験して命に対しての考え方が変わりました。
死も同じではないでしょうか。
私は小学校に入学する前に父方の祖父がなくなり、告別式に参加しました。でも火葬場までは行かなかったと思います。たぶん。。私がそのとき一番よく覚えているのはたくさんの親戚があつまってきて祖父の昔の話をしていたこと。そして、告別式の最後のお別れのときに父が祖父に「天国で酒をたっぷりのめよ!おつかれさん!」といっていたことです。
私の両親は死に対してもにもにさんほど体験(?)はさせなかったようです。でも、私は実際にそれを覚えていて、そのとき持っていったかばんやどんなところでやったか(お寺だったのですが)まで鮮明におぼえています。祖父がなくなる前にも病院にお見舞いにいったことも沢山あります。意識はなく、酸素をして、鼻腔栄養をして、カテーテルからおしっこがだされていて、そのとき便がでていたのか便臭がしたこともおぼえています。子供ながらに何かを感じ取っていました。何かって具体的にはいえませんけれど。その時の空気の重さも覚えています。そしてお葬式です。父の言葉です。
小学校入学前ですのでだいぶもにもにさんのお子さんとは離れていますが、初めて接した人の死です。
そのときは何がなんだか本当の意味での死を理解はしていなかったでしょう。それに対して両親になにか聞いたかどうかそれさえも覚えていませんが、今でも鮮明に覚えていることからしても、強烈な印象があったのは否めません。でも、私はいまでこそそれを感謝しています。小さいときはそれこそもにもにさんのお子さんのように強烈な印象をストレートな言葉で表現するしかないでしょう。でもそれが事実なのです。日本ではだいたいが死を迎えればその体を焼いて骨にし、お墓に納骨し、先祖を敬う。その事実を体験し、覚えていてこそ、その後の人生に大きな意味を持つと思います。私自身がそうです。
その後も両祖父母の死を成長とともに体験し、死に対して、命に対してとても大事に感じることができるようになったとおもっています。そして、私は高齢者介護の現場に足を踏み入れました。少しでもめいっぱい楽しく美しく生き、そして死を迎えてほしい。そのお手伝いができるなんておもっていませんが、それでもその人生を少しでも見届けていきたいって思うようになったんです。
もにもにさんのお子さんはその体験をこれからどのように処理していくかはわかりませんが、生も死も大切にする育児。とっても大事だと思います。その線でいけば性教育も生と死のテーマですよね。私は娘がそれをきいてきてもごまかすことなく本当のことを話したいと思っています。
お子さんの質問があればそれに包み隠さず事実をはなし、向き合っていけば今は飲み込めなくても、その事実をいつか自分の人生の中に受け止めていけるのではないかと思います。それを見守っていくのも育児ではないでしょうか。そして間違った解釈を思想になった時に、そっと道を修正していくのも育児だと思います。
もにもにさんも初めて人の死に向き合ったときのこと、おぼえていませんか。その時の気持ちがわかればまた育児にもプラスに働いてくれるのではないでしょうか。

…ひとりよがりでしたでしょうか。でも私はそう考えます。


No.3213 09月25日(Sun) 06:42 投稿者名:もにもに 3歳8ヶ月 ♀ 
■ かりんさんへ

> このテーマにどのように応えたらいいのか私も考えました。

一緒に考えてくださってありがとうございます。

> 私自身が出産を通して命が生まれてくるってことを肌で身で感じることが出来たからです。出産を経験して命に対しての考え方が変わりました。
> 死も同じではないでしょうか。


本当にそうですね。本当に・・・!
ものすごく納得しました。

> 小学校入学前ですのでだいぶもにもにさんのお子さんとは離れていますが、初めて接した人の死です。
> 今でも鮮明に覚えていることからしても、強烈な印象があったのは否めません。でも、私はいまでこそそれを感謝しています。


娘はどんなふうに記憶にとどめていくのでしょう。
でも、「感謝している」・・・と、そんなふうに捉えてくれるといいな。そう思います。

> 私は高齢者介護の現場に足を踏み入れました。少しでもめいっぱい楽しく美しく生き、そして死を迎えてほしい。そのお手伝いができるなんておもっていませんが、それでもその人生を少しでも見届けていきたいって思うようになったんです。

街でお年寄りの姿を見るにつけ、「元気で長生きしてほしい」と思います。それから、母は私が結婚してからこのかた、ヘルパーさんには本当にお世話になりました。ヘルパーさんが来るのを、それはそれは楽しみにしていたんです。どの方も、かりんさんのように根底にお年寄りへの深い深い思いやりがあって、母は皆さんに守られ、支えられ、楽しく過ごしていました。感謝しています。

> 生も死も大切にする育児。とっても大事だと思います。その線でいけば性教育も生と死のテーマですよね。
> お子さんの質問があればそれに包み隠さず事実をはなし、向き合っていけば今は飲み込めなくても、その事実をいつか自分の人生の中に受け止めていけるのではないかと思います。それを見守っていくのも育児ではないでしょうか。そして間違った解釈をしそうになった時に、そっと道を修正していくのも育児だと思います。


本当にそうですね・・・!
親として、襟を正していきたいです。
特に「そっと・・・」というのが、ああそうだなって。
そういうスタンスでいたいなって。

> もにもにさんも初めて人の死に向き合ったときのこと、おぼえていませんか。その時の気持ちがわかればまた育児にもプラスに働いてくれるのではないでしょうか。

14歳の時祖母が亡くなりましたが、その時に母が心身ともに患ってしまって、誰にも受け止めてもらえなくなってしまって・・・娘に対してはそんなことのないよう、しっかりしなくては・・・と思います。

> …ひとりよがりでしたでしょうか。でも私はそう考えます。

いえ、すごく納得いくお話、ありがとうございました。


No.3182 09月23日(Fri) 12:09 投稿者名:凛 5歳♂ 1歳4ヶ月♀ 
■ Re: 子供は死をどう受け止めているのか

うちの上の子が2歳頃に、私の祖母がなくなったのですが、まだ2歳ということと、祖母はすでにずっと病院で寝たきりで植物状態でしたので、元気な人が亡くなったというのと違い、あまり「死」というものは理解できなかったようです。でも、やはり「火で焼く」というのは、ちょっと反応していましたね。やはり子供にとっても衝撃的なことではあるのでしょう。でも、無理に隠さなくてもありのまま伝えてもいいとは思いますが…。死んじゃった人は焼いて骨にして、お墓に入れてあげるんだよって。

死というものを理解できるようになるのは、3歳後半~4歳くらいと聞いたことがあるような気がします。それだって本当の意味で理解してるか分かりませんが。

私は、これでいいのか分かりませんが、死んじゃった人の心はお空にいくんだよって言ってます。うちの子もなぜか「ママのお腹に来る前はお空にいたんだ」って、言うので。そして、お空からいつも見てくれているからねって。
そして、たまに「お墓」に帰ってくるので、みんなで「お墓参り」に行くんだよ。って。分かってるような分かっていないような感じですね。未だに。まぁ、私だって分からないし^^;

でも、死んじゃった人にはもう絶対会えないし、とても悲しいことなのだ。命は大切にしなくてはいけないということは、強く訴えていきたいとは思ってます。

そういえば、私自身も、何度かお葬式に出ましたが、本当に身近で大事な人の死と言えば、その祖母の死がはじめてだったかも。
それ以前のお葬式では、不謹慎ながら、親戚の子同士でお経を聞いて、笑ったり、ふざけたりしていましたから、自分にとって大事な人が亡くなって、はじめて「死」というものを理解できるのかも知れません。


No.3214 09月25日(Sun) 07:00 投稿者名:もにもに 3歳8ヶ月 ♀ 
■ 凛さんへ

凛さん、レスありがとうございました。

> うちの上の子が2歳頃に、私の祖母がなくなったのですが、まだ2歳ということと、祖母はすでにずっと病院で寝たきりで植物状態でしたので、元気な人が亡くなったというのと違い、

母も半月ほど意識不明の状態が続いたので、
「まだ寝てる」
という感覚だったみたいです。
特に2歳の甥っ子はそうかな。やはり、2歳児の受け止め方と比べると3歳半の子とは違うかな、と思いました。

でも、やはり「火で焼く」というのは、ちょっと反応していましたね。やはり子供にとっても衝撃的なことではあるのでしょう。でも、無理に隠さなくてもありのまま伝えてもいいとは思いますが…。死んじゃった人は焼いて骨にして、お墓に入れてあげるんだよって。

私自身がすごくショックだったので、どうなんだろうって思ったんですよね・・・いまだ受け止めきれていない感じで・・・
親戚の火葬も経験があるのですが、やはり全然違いました、重さが・・・でも、本当に、親が子どもにどう伝えるか、そこに尽きるのですよね。納骨の時にも、また子どもに話をしていきたいと思います。

> 死というものを理解できるようになるのは、3歳後半~4歳くらいと聞いたことがあるような気がします。それだって本当の意味で理解してるか分かりませんが。

うちはちょうどその年齢にあたります。
前述しましたが、2歳の子とはやはり違いを感じます。
でもほんと、分かっているようで分かっていないんですよね・・・^^;

> うちの子もなぜか「ママのお腹に来る前はお空にいたんだ」って、言うので。そして、お空からいつも見てくれているからねって。

すごーい!!
そういうこと、言ってくれるんですね!
うちも、おなかのなかの様子とか、お産のときのこととか、訊いてみたりするんですけど、ちゃんとした答えが返ってこなくって・・・もうちょっと大きくなってからのほうがいいのかしら。

> まぁ、私だって分からないし^^;

> でも、死んじゃった人にはもう絶対会えないし、とても悲しいことなのだ。命は大切にしなくてはいけないということは、強く訴えていきたいとは思ってます。

そうですね。
分からないながらも、投げ出さずに、きちんと向き合っていく姿勢を見せることが大事だなって・・・そう思います。

> 自分にとって大事な人が亡くなって、はじめて「死」というものを理解できるのかも知れません。

本当に、大人の私でさえ、そんな感じです。
今日も、遺品の整理に行ってきます。まずは自分が、きちんと向かい合っていくことからはじめようと思います。ありがとうございました。


No.3187 09月23日(Fri) 14:34 投稿者名:姫 3歳ヶ4月♂10ヶ月♀ 
■ Re: 子供は死をどう受け止めているのか

こんにちわ。
「死」の問題は難しいですね。大人でも難しいですものねぇ。

つい最近の5歳の姪っ子の話です。
九州が台風直撃で死者が出て、ニュースは災害による被害のものばかり・・・。
そんな中、最悪なことに姪っ子の通う幼稚園の側で通り魔事件。
姪っ子はやたら「死」に敏感になり、鬱状態になりました。
突然、泣き初めて「どうしてみんな死んじゃうのぉ~?死んだらどうなるの?」と・・・。
幼稚園の先生も「いのち」についての絵本を読んで聞かせたようですが、その内容も『みんな歳をとって死を迎える・・・』という内容。
姪っ子は納得しませんでした。

姪っ子の母親である実妹から、どうしようと・・・悩みの電話も私のところに度々あり、
いちかばちと思いましたが、子どもには絵本で伝えられればわかりやすいのかな・・・と思い、2冊の絵本をすすめました。
「100万回いきたねこ」と「葉っぱのフレディ」です。
内容はどちらもいのちの本ですが伝え方が全く異なります。
姪っ子は「葉っぱのフレディ」の方でなんとなく理解をしたようで、
読んであげたら「ママ、ありがとう・・・」とその日から、毎日その本を読むようになり、心も落ち着いたようです。

絵本の内容とはいっても、理解度はその子の年齢にもよると思いますので、もしこの絵本に興味をもたれましたら、
一度、図書館などで探されて、お母様自身が内容を見られるといいでしょう。
大人が読んでも考えさせられるとてもよい本です。

お力になれば良いのですが・・・。


No.3248 09月27日(Tue) 10:21 投稿者名:もにもに 3歳8ヶ月 ♀ 
■ 姫さんへ

レスありがとうございました。

> 「死」の問題は難しいですね。大人でも難しいですものねぇ。

そうですね。
いかに普段、その問題から逃げているか、目をそらしているか・・・考えさせられます。

> 姪っ子はやたら「死」に敏感になり、鬱状態になりました。

自分の身内の死ではなくても、衝撃を受けるのですね。
テレビの影響の大きさも再認識しました。

> 幼稚園の先生も「いのち」についての絵本を読んで聞かせたようですが、その内容も『みんな歳をとって死を迎える・・・』という内容。
> 姪っ子は納得しませんでした。


そりゃ納得できないですよね・・・
歳を取ったから亡くなったわけではないですもんね。
「死も同じ・・・」というレスもいただきましたが、本当に、生は死とともにあり、不二(ふに)のものだと思います。

> 「100万回いきたねこ」と「葉っぱのフレディ」です。

「100万回・・・」は私も大好きな絵本です!
子どもに読んで聞かせたら、途中で泣いてしまうかも・・・(笑)

> 姪っ子は「葉っぱのフレディ」の方でなんとなく理解をしたようで、

そうですね、「100万・・・」のほうは輪廻転生とか、愛とか、そういうテーマでしたよね確か・・・(一口では言えないくらいもっと深いですけど)

> 読んであげたら「ママ、ありがとう・・・」とその日から、毎日その本を読むようになり、心も落ち着いたようです。

「ママ、ありがとう・・・」の言葉の意味を考えると、とても切なくなりました・・・でもほんとに、落ち着いてよかったですね。絵本てやっぱりすごい・・・!!そして適確に絵本を薦めてあげた姫さんもすごいと思います・・・!

「葉っぱ・・・」のほうは、世間でもてはやされてるものは敬遠してしまうへそ曲がりな私は読んだことがありません(・・・笑)でも、この機会に読んでみようと思います。

> お力になれば良いのですが・・・。

大変勇気づけられました、ありがとうございました!


No.3189 09月23日(Fri) 16:20 投稿者名:まな 6歳&8ヶ月♀ 
■ Re: 子供は死をどう受け止めているのか

こんにちは。
少し年齢が上なのでどうしようかと思いましたが出てまいりました。

ウチは去年の暮れにワタシの祖母が亡くなりました。もうずいぶん前から施設で暮らしていて上の子は元気な姿を見た事がなかったんですが、施設には何度も足を運んでひ孫の姿は祖母に見せてました。
ちょうど最後に施設に行って1週間ほどで亡くなったと夜中に電話があり、ワタシとダンナと上の子の3人で実家に行きました。その時もうすでにお仏壇の前で寝かされてた祖母を見て、上の子は(夜中でクルマの中でも寝ながら行った事もあり眠かったのでしょうか)よく分からないような感じでした。
お葬式の時もまだ何か飲み込めてなかったようでしたが、その後に「ひいばあちゃん、星になったんだね」と言うようになり、よくは分からないんですが、幼稚園でお話があったのか祖母の死を受け入れてくれてました。(たまたま去年幼稚園の同級生ママの出産が相次いだので先生も命のお話をしてくださったようです)
もう5歳になってからの事なのでもにもにさんのところとは少し違うかもしれませんが・・・。


No.3249 09月27日(Tue) 10:36 投稿者名:もにもに 3歳8ヶ月 ♀ 
■ まなさんへ

レスありがとうございます!

> 少し年齢が上なのでどうしようかと思いましたが出てまいりました。

いえ、他の方もそうですが、年齢(とか月齢とか)に関わらず、一緒に考えていただくだけでも嬉しいので!

> お葬式の時もまだ何か飲み込めてなかったようでしたが、その後に「ひいばあちゃん、星になったんだね」と言うようになり、よくは分からないんですが、幼稚園でお話があったのか祖母の死を受け入れてくれてました。(たまたま去年幼稚園の同級生ママの出産が相次いだので先生も命のお話をしてくださったようです)

その時は分からなくても、そのままで終わってしまうのではなく、ずっと疑問に思ったり、色々考えたりしているのですね。そして何かのきっかけで、その答えをちゃんと見つけられるのですね。
子どもって、すごいなあ・・・
他の方のレスにもありましたが、幼稚園でも色々気遣いしてくださるみたいですね。あまり詳しくは聞いていないので、もう少し訊いてみようかと思いました。

> もう5歳になってからの事なのでもにもにさんのところとは少し違うかもしれませんが・・・。

違うのは確かですが、でも、うちの子もちゃんと受け止められる時がくるのだという希望がもてました。ありがとうございました!


No.3215 09月25日(Sun) 10:30 投稿者名:にこまま5歳♂0ヶ月♀ 
■ Re: 子供は死をどう受け止めているのか

うちの5歳の息子ですが、「動物奇想天外」が大好きで、絵本でも動物の「死」を扱ったものなどを選んで保育園から借りてきたりします。家でも金魚やカブトムシを飼っていて、季節が終わって死んだりすると、ちゃんと「ナムナム」をして片付けます。家がJR尼崎駅に近いのですが、事故のニュースを何度も見て、「JR尼崎で死んだ人、かわいそうやなぁ」と何度も言います。保育園からも、線路を通ってお散歩に行くみたいなので、踏切事故のことなど先生からきかされているみたいで、「電車に轢かれてめん玉飛び出て大変やったんやって」と、家で言い出した日には、確かにびっくりしました。身近な人の「死」だけが「死」ではなく、実は日常にあふれていることを、息子を通じて気づかされます。ただ、自分の身にふりかかるのとそうでないのとではずいぶん違うのだと、そのときになってあらためて大人は気づくのかもしれません。
息子は将来「レスキュー隊になりたい」といっています。「人を助けるため」だそうです。
先日妹が生まれましたが、出産に彼も立ち会いました。ずっと「ママがんばってね」と頭をなでてくれていました。泣き出したりするかなと思っていましたが、夫より冷静に応援してくれていました。今も妹をすごくかわいがっています。
作家の宮本輝氏は、幼少のころ長屋住まいで、よく隣人の「死」に立ち会ったそうです。寝たきりのおじいちゃんがまさに目の前で死んでいく様を見たり、夫婦喧嘩の挙句死んでしまうところを目撃したりして、早くも10歳で警察の事情聴取を受けたりして強烈な体験をしたそうですが、そのことが小説を書く原点だとおっしゃっていました。昔は今より人の「死」は身近だったのでしょうね。
子どもに「死」に触れさせるのは、必要なことだと思います。まったく触れずに育つと、人の痛みやどうしたら人が「死」にいたるのかということをわからずに育ち、いじめによる殺人や、取り返しのつかない怪我を負わせたりしてしまう可能性がでてくるかもしれません。
生きるということは、きれい事ではないんだ、ということを息子は学んでいるようです。


No.3250 09月27日(Tue) 11:21 投稿者名:もにもに 3歳8ヶ月 ♀ 
■ にこままさんへ

レスありがとうございました!

> うちの5歳の息子ですが、「動物奇想天外」が大好きで、絵本でも動物の「死」を扱ったものなどを選んで保育園から借りてきたりします。家でも金魚やカブトムシを飼っていて、季節が終わって死んだりすると、ちゃんと「ナムナム」をして片付けます。

動物の死に対して何か思うことがあるのか、うちの子も、
「リキ(←先日実家から引き取った犬)が死んじゃうなんてやだー!」とおお泣きしたことがあります・・・母が亡くなるより前のことです。詳しくは割愛しますが、ちゃんとナムナムってすごいですね・・・!犬猫と違って金魚や虫とかだとそういうこと、疎かにしがちですが、きちんとしていらっしゃるのですね。そういうけじめってすごく大事ですね。いい子に育つだろうなあ・・・

身近な人の「死」だけが「死」ではなく、実は日常にあふれていることを、息子を通じて気づかされます。ただ、自分の身にふりかかるのとそうでないのとではずいぶん違うのだと、そのときになってあらためて大人は気づくのかもしれません。

5歳にもなると、捉え方もすごく多角的になるのですね。
他の方のレスでも5歳、6歳くらいのお子さんのこと教えていただきましたが、「自分」(と身近な家族)と「それ以外の人」との区別がはっきりついているというか、上手く言えないんですけど、そんな感じがしました。
日常にあふれている・・・本当にそうですね。

> 先日妹が生まれましたが、出産に彼も立ち会いました。ずっと「ママがんばってね」と頭をなでてくれていました。泣き出したりするかなと思っていましたが、夫より冷静に応援してくれていました。今も妹をすごくかわいがっています。

夫より・・・ですか(笑)
それにしても、下のお子さんまだ新生児なんですよね!?
貴重なお時間割いてくださって本当にありがとうございます・・・!!
人はこうして産まれてくるんだ、ということを実感できると、死についても実感しやすいのかもしれませんね。別のものではない・・・ということを・・・

> 作家の宮本輝氏は、幼少のころ長屋住まいで、よく隣人の「死」に立ち会ったそうです。寝たきりのおじいちゃんがまさに目の前で死んでいく様を見たり、夫婦喧嘩の挙句死んでしまうところを目撃したりして、早くも10歳で警察の事情聴取を受けたりして強烈な体験をしたそうですが、そのことが小説を書く原点だとおっしゃっていました。昔は今より人の「死」は身近だったのでしょうね。

すごい体験だと思いますが、それが「日常」だったのですね。
そうですね、今は本当に我が家の日常と他人の日常はあまりにも区別されすぎているのかもしれません・・・

> 子どもに「死」に触れさせるのは、必要なことだと思います。まったく触れずに育つと、人の痛みやどうしたら人が「死」にいたるのかということをわからずに育ち、いじめによる殺人や、取り返しのつかない怪我を負わせたりしてしまう可能性がでてくるかもしれません。

すごく納得しました・・・!
もっとも基本的なことに立ち返るって、大事なことですね。
大人はもっと、恐れることなく伝えていかなくては・・・と思います。

> 生きるということは、きれい事ではないんだ、ということを息子は学んでいるようです。

3歳の娘が、楽しい絵本やおもちゃ、おいしいおやつ、大好きなパパママや先生やおともだち・・・のことで頭がいっぱい(笑)なのを見ていると、大人になっていろんなことを知って、悩んで・・・大きくなっていくんだな、なんかやだな(笑)とか思っちゃうんですよね・・・このピュアなままでいてほしいっていうか。
でも今回のことでは人として何が伝えられるのか、本当に考えさせられました。子どもも、子どもなりにいろんなことを受け止めて、考えようとしている・・・その橋渡しをきちんとしていかなくては・・・ごまかすことなく、きちんと話をしていこうと思います。
ご自身も大変ななか、レスくださって本当にありがとうございました!!


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