子供が幼い主婦には1日24時間では足りません。
家事全般をきっちりこなそうとすればそのぶん子供とのふれあいも少なくなるし、
かと言って子供と遊んでばかり居れば、いつまで経っても何もできません。

もちろん今の世の中家事が楽に出来るような便利な機械だらけです。
洗濯機・掃除機はその中でもかなり重要な家電製品です。
洗濯は、粉石けんを利用しているので、
予洗い→衣類取りだし→粉石けんを溶かす→再度衣類をいれるという
合成洗剤を利用している主婦に比べれば一手間かかっているけど、
洗濯板でごしごし洗うのに比べれば 断然らくちんです。
掃除機は下記の日記でも書いてるように、
修也のこぼしたカピカピご飯粒を 吸い上げるのに毎日フル稼働です。
そんなわけで、これらは主婦にとって三種の神器のうちのふたつと
言えると思います。

それじゃあ、後ひとつの神器とはなにか?それは自転車です。
ママチャリとも言われるほど、主婦にとってこれだけ便利な物はありません。

賢い主婦・良い主婦の基準として、やりくり上手が目安になりますね。
もちろん光熱費を抑えたりするのは効果的ですが、日々の食事の準備で、
新鮮な食材を どれだけ安く購入してくるかが家計にひびいてきます。
幸いなことに紗吉の周辺にはスーパーが多数ひしめき合っており、
また それぞれ競争しあっているので、かなり安く購入できます。
ただ、紗吉の家は貧乏なので、新聞を購読していないので、
特売チラシは手に入れられません。 こまめにスーパーに出掛けて、
情報を仕入れなければいけません。

修也はどこに出掛けてもあちこち走り回りたくて仕方のない様子で、
なかなかスーパーまでたどり着けません。
また、やっとたどり着いて購入してもたくさんの荷物と共に、
修也を家に連れて帰るまでが 一苦労。
買い物だけですごい時間をとられ、有効に時間を使えなくて困っていました。

そんなわけでずっと自転車欲しいと旦那におねだりしていたが、
修也が小さいと 幼児用の座席を付けても危ないから、
もっと大きくなってからと延ばし延ばしになっていました。

修也もおとつい1才7ヶ月になりもう大丈夫だろうと
やっと今日自転車屋さんに 出掛けたのです。
コレまた幸いにも大型自転車店が2件もあり、
またホームセンターも沢山あるので そこでもじっくり自転車を品定め出来るのです。
でも結局貧乏性の紗吉はデザインや、機能性よりも安さに心奪われ、
コーナンで 9800円だった26インチの自転車をgetしました。
修也と旦那は車で帰宅し紗吉は購入したての自転車で
颯爽に風を体に受けびゅんびゅん 飛ばしながら

「マイチャーリー。す・て・き。今後ずっと紗吉の側にいて支えてね」

と興奮気味に愛の告白までしてしまいました。

あー嬉しい。紗吉はとても自転車が好きなのです。
高校生の頃は片道40分の自転車通学だったし、
大阪の地理に詳しい方なら分かると思うけど、
心斎橋やなんば、八尾や梅田などどこでも自転車でぶっ飛ばし
どこでも出掛けていた程好きなんです。(実家は大阪城の側なのよ)
それなのに高校入学時にお祝いに買って貰ったさきちゃりは
18の春・自動車との接触事故で つぶれてしまい悲しかったです。
もちろん事故の加害者なので、相手の方がNEWさきちゃりを購入してくれ、
それを 妊娠中までの6年間も愛用したのに、
盗まれたりと自転車とは毎回悲しい別れを 繰り返して来たのです。

だから今度のさきちゃりとは末永く共に暮らしたいと思っています。

以上、紗吉のひとりごと『さきちゃり』でした。
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