正暦寺に紅葉を見に行ってきました。
もともと、京都の鞍馬寺か陰陽師の安倍晴明公をお祀りしてる晴明神社に
行きたかったんだけれど京都はこの時期めっちゃこむし
大体、今日は雨と言うことで面倒だし、体だるいしと止めてたんだけれど
午後雨も上がってきて、奈良もいっぱいお寺や神社有るんだしと言うことで
奈良市菩提山町にある正暦寺へ。
本尊は薬師如来。11月2日~12月7日まで秋季特別公開していて、
本堂にも入れていただいて秘仏薬師如来倚像と仏画を拝観しました。
おばあちゃんがやっていたお寺は不動明王だけかと思っていたけれど
薬師如来の真言「オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ」は聴いてたことがあったので
薬師如来も有ったんだと思います。
正暦寺の本堂には大きな太鼓など、
うちの寺にあったものと同じ神具があって懐かしかったです。
リンゴの供え方も同じだったわ。おばあちゃんが生きている間に
お寺の説法とか色々聴いておけば良かったなぁ。
お堂の畳を拭いたり、悪いことしたときにお経読まされたりしたぐらいで
知識としてなーーんも知らんわ。
正暦寺は清酒発祥の地らしい。
今は大規模な酒造りは行ってないけれど、
平成10年12月に寺院としては全国で初めて国税局から酒母製造の免許を取得して
翌11年1月から500年ぶりに正暦寺での酒造りが復活したんだって。
正歴寺・寺領の米と水を用い、境内より分離した
「正暦寺乳酸菌」「正歴寺酵母」の働きにより「酒母(もと)」を毎年1月に仕込んで
奈良県内14軒の酒蔵メーカーが酒母を各蔵へ持ち帰って清酒にしてるって。
酸度とアミノ酸が高めの濃醇旨口とのこと。
正暦寺福寿院でも販売しているとのことで1本買って帰ってきました。
で、家に帰ってきてHPを見てみたら何のことはない
家から徒歩5分の場所にある蔵元も正暦寺の酒母を使って作ってるって。
こんなに近くに13年住んでいて 知らんことだらけ(^^;)