夕食時、担任の先生から電話があった。
習字の時間に墨汁をこぼして同級生の習字道具に墨汁が付いてしまったのに
謝らなかったと言う。

修也に事情を聞くと知ってやった事じゃないしこぼれた墨汁は手で受け止めた。
悪くないのに謝る必要がないという理論。

修也は帰宅後墨汁をこぼしたから新しいのを買って欲しいと云うことと
自分の上靴に墨汁が付いたことを報告してきたけど
同級生の習字道具を汚したことは一切言わなかった。

お詫びの電話をして新たな事実が判明。
こぼれた墨汁が付いた習字道具を他の児童も一緒になって拭いてくれて
その子達が謝らない修也に「謝りや」と言ったのにそれでも謝らなかったらしい。

それで今までおぼろげながら不安に思っていたことが現実となった気がした。
修也は高機能自閉症なのではないかと。
ずっと修也は人の気持ちをくみ取ったり行間を読むことが出来ず
叱っても何故叱られているか状況が掴めず意味が分からないと言う顔付きでいつもいる。

何年か前に(サリーとアン課題)を聞いてみたときも「箱の中」と答えた。
「サリーとアン課題」@Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E3%81%AE%E7%90%86%E8%AB%96)

「サリーが、ボールをかごの中に置いておいた。サリーが席を外している間に、
アンがボールを別の箱の中に移した。
しばらくしてサリーが戻ってきた」という内容の人形劇を児童に見せ、
その後「サリーはボールを見つけるためにどこを探すかな?」と質問する。

「かごの中」と答えるのが正解であるが、
心の理論の障害が想定されている自閉症などの子供は「箱の中」と答える割合が高い。
事実のみに目を向けてしまい、他者が自分とは違う信念を持っているということを
理解できないのである。

健坊と色んなHPを読みあさってみたら当てはまることばかりで否定できる要素がほとんどない。
今まで気にしてなかったけど過去何度も夜中に起き出して1階に降りてきてくるくると走り回ったり
階段に腰かけてぼーとしてたりすることがあった。
「どうしたん?」と声かけても反応がなくしばらくすると自分の部屋に戻るので
単に寝ぼけているだけと思ってたけど
朝そのことを聞いても全然覚えてないし変だなとは思ってた。
これはてんかんらしい。

てんかんって突然全身がけいれんして意識を失うものと認識してたんだけど
複雑部分発作というてんかんは
本人の意識がはっきりせず、もうろうとしてフラフラ歩き出したり、
自分の意識の外で色々な行動を取り発作中のことは覚えていません。
とのこと(http://homepage2.nifty.com/jiheisyou/text/tenkan.html)

調べれば調べる程合致するばかりで夜中寝室へ行ってからも健坊とそのことについて
色々話をしたけれどこういう事は専門機関で調べて貰わないと判断できないし
明日担任の先生に相談してみようと思います。


■じゃつこ
高機能自閉症を調べてみたら、うちの長女5歳にもぴったり当てはまり不安になってきました。そういえば、あかちゃんのときから二女よいはるかに育てるのが大変だったし、幼稚園でも一人で遊んだり、暴言を吐いたりする。普通の大人になれるのかしら。
..2007/09/18(Tue) 22:53


■うなぎ
ふむふむ。自閉症にもいろいろあるのね。
..2007/09/19(Wed) 16:53


■紗吉
■まずは幼稚園の先生に相談してみるのがいいと思います。私も先生に話を聞いて貰ってだいぶん落ち着きました。
■いろいろですね。
..2007/09/20(Thu) 18:32

以上、紗吉のひとりごと『修也』でした。
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