健一さんが行ってみたいというので旧奈良監獄の最後の一般公開を観てきました。
去年も「最後の公開」と言ってたんだけどね。

公式のホームページから事前の申し込みが必要とのことで健一さんが手続きをしてくれたんだけれど
実際は当日券の販売が現地であって凄い人数がひしめいてました。

旧奈良監獄は少年刑務所としても使われてた建物で老朽化などが理由で去年3月に閉鎖。
鉄筋を入れるなどの補強と耐震工事が施され2021年にホテルとして開業する予定です。

煉瓦造りのとても綺麗な建物だけれど、
監視のしやすいようにデザインされた放射状にのびる5つの収容棟の獄舎は圧巻。
受刑者が暮らしていた「舎房」は去年まで使われていた施設と考えると寒々しくて重い空気でした。

一番凄いなと思ったのが重屏禁房。円柱形の部屋で内壁は真っ黒に塗ってあり
窓も無く閉め切られ寝具もない状態で7日間閉じこめられる部屋で、通称マル房。
非人道的として現在は使われていないとのことだったけれど
当然使われていた時代があるんだよなー。
円柱形だから角が無いこの部屋。端っこが落ち着くと言うことすら排除されてるなんてねぇ。

全国の刑務所で作られた木工品などの即売会や「奈良マルシェ」
「クラフトビールフェスティバル」では黄桜のビールなどを飲みました。

奈良少年院のブースでは実際に少年院でやる性格テストを受けました。
(60問をはい・いいえ・?で答えるマークシート)

当たってると思います(‘-‘*)

以上、紗吉のひとりごと『旧奈良監獄』でした。
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