朝、修也が熱っぽい。風邪を引いたのか?
体調が悪い癖に「ケンタッキー食べたいのよー」と言い出す。

昼過ぎ修也の顔にぶつぶつが出来ている。
コレって水疱瘡ちゃうの?

庭で原チャリの整備をしている健坊に
「修也水疱瘡と思う、休日応急診察に連れて行ってよ」と言うと
「掃除してないからダニに噛まれたんとちゃうか?」と
失礼なことを言う。しかも明日いつもの病院に行ったらと言うし。

連れて行くのが面倒やからって、そんなこと言うなよ。
水疱瘡ってめっちゃ痒いねんで!!

嫌がる健坊を叱り、3人で休日応急診察に。
診察の結果、ほぼ水疱瘡とのこと。
白い塗り薬と、かゆみ止めの飲み薬を貰う。

昔水疱瘡にかかったとき塗った記憶のある白い薬は
その当時と同じく白い絵の具の匂いがする。

修也は薬を飲んだらすぐ治ると思ったらしく
「なかなか治らんなー」とブツブツぼやいていた。

以上、紗吉のひとりごと『水疱瘡その1』でした。
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